■NY株式:ダウは99ドル安、イエレン氏証言を好感もメディア関連株や原油相場が重し
NYダウ ナスダック
終値 :15914.74 終値 :4283.59
前日比:-99.64 前日比:+14.83
始値 :16035.61 始値 :4318.28
高値 :16201.89 高値 :4369.62
安値 :15899.91 安値 :4280.73
10日の米国株式相場はまちまち。
ダウ平均は99.64ドル安の15914.74、ナスダックは14.83ポイント高の4283.59で取引を終了した。
欧州株式が全面高となり買いが先行。
注目のイエレン議長の議会証言では金融情勢が以前ほど強くはなく、中国を巡る海外経済の不透明感が米国経済に影響を与える恐れがあるとの認識が示され、ダウは一時200ドル近く上昇する場面もあった。
しかし金利を再び下げる事は想定していない等の発言をきっかけに上げ幅を縮小。
引けにかけては原油相場への警戒感やメディアセクターに売りが広がり、結局ダウは100ドル近い下落となった。
セクター別では、耐久消費財・アパレルやヘルスケア機器・サービスが上昇する一方でメディアや半導体・半導体製造装置が下落した。
ウォルト・ディズニー(DIS)は予想を上回る決算を発表したものの、メディアネットワーク部門の減益が嫌気され下落。
ケーブルテレビのコムキャスト(CMCSA)やメディアのバイアコム(VIA)などのメディア関連企業も軒並み連れ安となった。
一方で、短文投稿サイトのツイッター(TWTR)はマーケット終了後に発表される第4四半期決算に楽観的な見方が広がり、上昇した。
ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)は、マーケット終了後に10-12月期決算を発表、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は113円34銭、FRB議長が利上げペース減速の可能性示唆でドル下落 10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、115円20銭から113円12銭まで下落し113円34銭で引けた。
イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が米下院金融サービス委員会での証言で、FRBは「経済が緩やかなペースでの利上げに限定し正当化する」と予想しているものの、「金融状況がこれまでに比べて支援的でなくなった」として、「金融の引き締まりが長期化した場合、見通しを圧迫する可能性もある」と慎重な見通しを示した。
このため追加利上げペースが一段と遅くなるとの見方が強まり、ドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1161ドルまで下落後、1.1299ドルまで上昇し、1.1294ドルで引けた。
ユーロ・円は、129円62銭から127円74銭まで下落した。
株安に連れたリスク回避の円買いが強まった。
ポンド・ドルは、1.4572ドルから1.4449ドルまで下落。
ドル・スイスは、0.9820フランから0.9717フランへ下落した。
■NY原油:続落で27.45ドル、米在庫予想外の減少にも買い続かず売り勝る NY原油は続落(NYMEX原油3月限終値:27.45↓0.49)。
29.22ドルまで上昇した後、27.27ドルまで下落した。
前日の取引終了後に発表された全米石油協会(API)の週間統計で、国内全体の原油在庫は240万バレル増加だったが、10日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)では75万バレル減少となり、原油の買いが一時強まった。
しかし、今後の在庫減少の継続性に対する懐疑的な見方がまもなく浮上。
また、EIA週報では、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫と、ガソリンや留出油の在庫が増加だったこともあり、その後原油の売りが優勢になったもよう。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 11.92ドル -0.28ドル(-2.30%) モルガン・スタンレー(MS) 22.69ドル -0.24ドル(-1.05%) ゴールドマン・サックス(GS)147.21ドル -1.04ドル(-0.70%) インテル(INTC) 28.23ドル -0.58ドル(-2.01%) アップル(AAPL) 94.27ドル -0.72ドル(-0.76%) アルファベット(GOOG) 706.85ドル +5.83ドル(+0.83%) フェイスブック(FB) 101.00ドル +1.46ドル(+1.47%) キャタピラー(CAT) 62.13ドル -1.80ドル(-2.82%) アルコア(AA) 7.53ドル -0.28ドル(-3.59%) ウォルマート(WMT) 65.77ドル -0.04ドル(-0.06%) スプリント(S) 2.72ドル +0.07ドル(+2.64%)
ダウ平均は99.64ドル安の15914.74、ナスダックは14.83ポイント高の4283.59で取引を終了した。
欧州株式が全面高となり買いが先行。
注目のイエレン議長の議会証言では金融情勢が以前ほど強くはなく、中国を巡る海外経済の不透明感が米国経済に影響を与える恐れがあるとの認識が示され、ダウは一時200ドル近く上昇する場面もあった。
しかし金利を再び下げる事は想定していない等の発言をきっかけに上げ幅を縮小。
引けにかけては原油相場への警戒感やメディアセクターに売りが広がり、結局ダウは100ドル近い下落となった。
セクター別では、耐久消費財・アパレルやヘルスケア機器・サービスが上昇する一方でメディアや半導体・半導体製造装置が下落した。
ウォルト・ディズニー(DIS)は予想を上回る決算を発表したものの、メディアネットワーク部門の減益が嫌気され下落。
ケーブルテレビのコムキャスト(CMCSA)やメディアのバイアコム(VIA)などのメディア関連企業も軒並み連れ安となった。
一方で、短文投稿サイトのツイッター(TWTR)はマーケット終了後に発表される第4四半期決算に楽観的な見方が広がり、上昇した。
ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)は、マーケット終了後に10-12月期決算を発表、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は113円34銭、FRB議長が利上げペース減速の可能性示唆でドル下落 10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、115円20銭から113円12銭まで下落し113円34銭で引けた。
イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が米下院金融サービス委員会での証言で、FRBは「経済が緩やかなペースでの利上げに限定し正当化する」と予想しているものの、「金融状況がこれまでに比べて支援的でなくなった」として、「金融の引き締まりが長期化した場合、見通しを圧迫する可能性もある」と慎重な見通しを示した。
このため追加利上げペースが一段と遅くなるとの見方が強まり、ドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1161ドルまで下落後、1.1299ドルまで上昇し、1.1294ドルで引けた。
ユーロ・円は、129円62銭から127円74銭まで下落した。
株安に連れたリスク回避の円買いが強まった。
ポンド・ドルは、1.4572ドルから1.4449ドルまで下落。
ドル・スイスは、0.9820フランから0.9717フランへ下落した。
■NY原油:続落で27.45ドル、米在庫予想外の減少にも買い続かず売り勝る NY原油は続落(NYMEX原油3月限終値:27.45↓0.49)。
29.22ドルまで上昇した後、27.27ドルまで下落した。
前日の取引終了後に発表された全米石油協会(API)の週間統計で、国内全体の原油在庫は240万バレル増加だったが、10日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)では75万バレル減少となり、原油の買いが一時強まった。
しかし、今後の在庫減少の継続性に対する懐疑的な見方がまもなく浮上。
また、EIA週報では、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫と、ガソリンや留出油の在庫が増加だったこともあり、その後原油の売りが優勢になったもよう。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 11.92ドル -0.28ドル(-2.30%) モルガン・スタンレー(MS) 22.69ドル -0.24ドル(-1.05%) ゴールドマン・サックス(GS)147.21ドル -1.04ドル(-0.70%) インテル(INTC) 28.23ドル -0.58ドル(-2.01%) アップル(AAPL) 94.27ドル -0.72ドル(-0.76%) アルファベット(GOOG) 706.85ドル +5.83ドル(+0.83%) フェイスブック(FB) 101.00ドル +1.46ドル(+1.47%) キャタピラー(CAT) 62.13ドル -1.80ドル(-2.82%) アルコア(AA) 7.53ドル -0.28ドル(-3.59%) ウォルマート(WMT) 65.77ドル -0.04ドル(-0.06%) スプリント(S) 2.72ドル +0.07ドル(+2.64%)