1417GMT 4日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
7日終値 前営業日終値
株 FT100 4933.18(+81.48) 4851.70
クセトラDAX 5463.51(+79.08) 5384.43
金 現物午後値決め 993.00 989.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.235 (+0.005) 0.347(0.328)
独連邦債2年物 1.057(1.102)
独連邦債10年物(9月限) 122.96 (+0.04) 3.228(3.258)
独連邦債30年物 4.031(4.025)
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<為替> ドルと円が下落。前週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁
会議を受けて商品(コモディティ)や株式など経済成長と関連性が高いリスク資産に資金
が流れた。商品価格の上昇を背景にカナダドルとオーストラリアドルが支援され、オース
トラリアドルは1年ぶり高値をつけた。
G20財務相・中央銀行総裁会議では景気刺激措置の維持が確認された。
<株式> ロンドン株式市場は続伸。金融株や商品(コモディティ)株中心に買われた。
北米最大の食品グループ、クラフト・フーズ
して167億ドルでの買収案を提示するなか、企業の合併・買収(M&A)に対する期待
が高まった。
キャドバリーは38%高。終値ベースでは2007年6月以来の高値水準をつけた。ク
ラフトの声明によると、買収案はキャドバリー株1株につき、現金300ペンスとクラフ
トの新株0.2589株を付与する内容。クラフトによると、キャドバリーは提案を拒否
した。
ブリューウィン・ドルフィンの首席ストラテジスト、マイク・レンホフ氏は、キャドバ
リーへの買収提案について「世界経済が回復途上にあるということを前提に、企業の経営
者らが将来への信頼感を高めていることがあらためて裏付けられた」と指摘。こうした事
例は今後さらにみられるとおもうと述べた。
アソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズ
リマークが好調として通年の利益見通しを引き上げた。
ユニリーバ
ロイズ・バンキング・グループ
同社は67億9000万ポンド相当の優先株を普通株に転換することを検討している。
欧州株式市場は続伸。北米最大の食品グループ、クラフト・フーズ
102億ポンド(167億ドル)の買収案を拒否した英キャドバリー
%急上昇した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は13.48ポイント(1.40%)
高の975.90。終値ベースで11カ月ぶり高値に迫った。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は40.50ポイント(1.48%)高
の2783.84。
食品銘柄を中心に、主要セクターすべてに買いが入った。
クラフト・フーズはこの日、キャドバリーに対して167億ドルでの買収案を提示した
が、キャドバリーに拒否された、と発表した。クラフトの声明によると、買収案はキャド
バリー株1株につき、現金300ペンスとクラフトの新株0.2589株を付与する内容
だった。
フォルティスのシニア株式ストラテジスト、フィリープ・ジゼル氏は「前営業日の米市
場の動向や、キャドバリーをめぐる買収観測によるプラスのセンチメントが押し上げ要因
となっている」と述べた。
一部アナリストは、この日はレーバーデーの祝日で米市場が休場だったため、方向性を
欠く展開だったと指摘した。
アソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズ
支援した。同社株価は4.1%上昇した。
英ホテルチェーンのウィットブレッド
のの、通年利益がアナリスト予想を上回るとの見通しを示したことを好感した。
金融株も高い。スイス再保険
、資本基盤を大幅に増強し、2010年1月の更新時期に向け良好な状況にあることを明
らかにした。
ほかの保険株ではエイゴン
アンド・ジェネラル
銀行株ではバークレイズ
ウニクレディト
スペインのテレフォニカ
ム)<0762.HK>と戦略的提携の一環としてそれぞれ10億ドル相当の相互出資を行うこと
で合意したと明らかにした。
ロンドンで開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、世界の
景気回復が確実になるまで景気刺激策を解除しない点で合意に達したことも、支援材料と
なった。
<ユーロ圏債券> 独連邦債2年物利回りが過去最低水準を更新した。週末に開催され
た20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明を受け、金利が当面非常に
低い水準で維持されるとの見方が強まった。
共同声明は、世界経済の回復が十分に確立するまでは景気刺激措置の解消を行わないと
したほか、いかなる出口戦略も一定の協調の下に実施されることを示唆した。
政策金利が当面低く抑えられるとの見方から短期ゾーンの債券が選好され、2年債利回
りは一時過去最低水準となる1.05%付近に低下。2・10年物の利回り格差は約
220ベーシスポイント(bp)と3カ月ぶりの水準に拡大した。
ウニクレディト(ミュンヘン)の債券ストラテジスト、コーネリアス・ パープス氏は
「主要各国の中銀が比較的早い時期に利上げに踏み切ると予想する状況ではない。これが
現在の市場の見方で、短期ゾーン債券の利回りは大幅に低下している」と述べた。
「これはリスク回避の兆候ではなく、市場は単に長期間にわたる低金利と高い流動性を
織り込んでいるだけだ」との見方を示し、2年物利回りが1%を下回る可能性を除外しな
いと語った。
相場は値動きの荒い展開。米国市場はレイバーデーの祝日で休場だった。独連邦債先物
は8日に9月物から12月物へと限月交代を迎える。
1521GMT時点で、独連邦債2年物利回り
1.076%。同10年物利回り
ロイターのデータによると、2年債先物
過去最高値をつけた。
独連邦債先物9月限
ティック高の121.53だった。
独連邦債30年物
イタリア30年債の利回り
[東京 8日 ロイター]