NY金は反発(COMEX金8月限終値:1242.90↑30.30)。
1213.90ドルから1246.10ドルまで上昇した。
この日発表の米国の5月雇用統計で、非農業部門雇用者数がサプライズの3.8万人増にとどまったことから、景気の先行きへの懸念が広がり株安、FRBの6月追加利上げ観測が後退してドル売りになり、金の買いが急速に強まった。
その後も、米国の5月ISM非製造業景況指数(総合)が大きく低下したことで、株安による安全志向や、ドル安による割安感からの買いが下支えとなり、金は高止まり状態になったもよう。