■NY金先物 安値:1,201.50ドル 高値:1,247.40ドル 終値:1,242.90ドル 前週末比(騰落率):2.15% ■週末に急反発、雇用統計を受けたドル安で 週末に急反発となった。
週前半は先安感から下値模索となっていたが、米雇用統計が市場予想を大幅に下振れ、追加利上げ時期の大幅な先送り観測が強まると、ドルの代替資産となる金には、一気に関心が高まる格好に。
なお、週末の金相場は、中心限月としては11週間ぶりの大幅な上昇に。
■リバウンド継続の公算、ドルからの資金シフト進む見通し 想定レンジ:1,240.00~1,280.00ドル リバウンド基調が継続する公算。
イエレン連邦準備制度理事会議長の講演において、6-7月利上げの可能性に言及しない限りは、ドルから金への資金シフトは継続する可能性が高いと考える。
足元で、投資家の金のネットロングポジションが大きく縮小していた反動も強まると見られる。