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個別銘柄戦略:こう着感の強い相場展開に、英国総選挙やECB理事会を控え、パナソニックなどに注目

発行済 2017-06-06 09:01
更新済 2017-06-06 09:33
個別銘柄戦略:こう着感の強い相場展開に、英国総選挙やECB理事会を控え、パナソニックなどに注目
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5日の米国市場では、地政学リスクへの警戒のほか、8日にFBI前長官の議会証言、英国総選挙、欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて、内容を見極めたいとの思惑から利食い優勢の展開。
日本株市場についても、こう着感の強い相場展開になりそうだ。
米国ではアルファベットの株価が初めて1000ドルを突破したほか、サーバー市場への参入を発表したAMDやエヌビディアが3%超の上昇となるなど半導体株が堅調である。
アップルの世界開発者会議(WWDC)の開幕等も材料視されやすいだろう。


昨日はソフトバンクG (T:9984)が指数を下支えした格好だが、AMDやエヌビディア同様、英アームもサーバー市場への参入を発表するなか、引き続き注目されやすいだろう。
また、日経平均がこう着のなか、新興市場の中小型株の一角に値幅取り狙いの資金が集中しよう。
その他、証券各社による強気格付け等が観測されているところでは、日本カーボン (T:5302)、住友精密 (T:6355)、パナソニック (T:6752)、太陽誘電 (T:6976)、OLC (T:4661)、郵船 (T:9101)、商船三井 (T:9104)、カルビー (T:2229)、住友商 (T:8053)などに注目。


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