22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円43銭から110円73銭まで下落し110円95銭で引けた。 トランプ政権の経済政策実施の遅れ、英国のテロを受けた地政学的リスクの上昇を懸念したリスク回避の円買い、米債利回り低下によるドル売りが加速した。
ユーロ・ドルは、1.0785ドルから1.0825ドルまで上昇し1.0780ドルで引けた。
欧米金利差の拡大観測が一段と後退しユーロの買戻しが継続。
ユーロ・円は、120円34銭から119円69銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.2424ドルまで下落後、1.2490ドルへ戻した。
英国ロンドン中心部の英議会議事堂前で発生したテロ事件を嫌いポンド売りが加速。
ドル・スイスは、0.9939フランから0.9882フランへ下落した。
安全通貨としてのフラン買いが加速した。
[経済指標]・米・1月FHFA住宅価格指数：前月比0.0％（予想：+0.4％、12月：+0.4％）・米・2月中古住宅販売件数：548万戸（予想：556万戸、1月：569万戸）