先週の新興市場は、中国に端を発する世界的な景気減速懸念などから金融市場が不安定となるなか、値動きの大きい展開となった日経平均が前週末比900円近く下落した8月24日、マザーズ指数は同12%超のきつい下げとなり、翌25日には一時700ptを割り込む場面があったただ、その後は中国による追加の金融緩和で上海総合指数が持ち直し、日経平均の反発に連れて割安感の強まっていた中小型株にもリバウンド狙いの買いが入った結局、週間の騰落率は、日経平均が-1.5%であったのに対して、マザーズ指数は-3.9%、日経ジャスダック平均は-2.9%だった
個別では、マザーズ時価総額上位のミクシィ {{|0:}}が週間で0.9%安、サイバーダインが同0.2%高とおおむね前週末の水準を回復した各省による来年度予算案の概算要求が発表されたこともあり、FFRI
、ITbookなど主力テーマ株が買われ、その後他の関連銘柄にも循環物色が向かったビッグデータ、人工知能(AI)、自動運転、郵政関連なども買われる場面もあったバイオ関連では、オンコセラピー・サイエンスが同1.6%高、そーせいグループが同6.7%安とまちまちジャスダック主力では、クルーズが同11.1%安と軟調だったものの、ガンホーが同1.6%安、日本マイクロニクスが同0.7%安と安値水準から値を戻したその他、マザーズではアクロディア、ディー・ディー・エス、ストリーム、ジャスダックでは田中化学研究所、アールテック・ウエノ、朝日ラバーなど中小型株材料株の上昇が目立ったIPOでは、8月26日に土木管理総合試験所(東証2部)、8月28日にラクト・ジャパン(東証2部)、メタップス(マザーズ)が新規上場した公開規模100億円近い大型案件だったメタップスに加え、東証2部上場の2社も公開価格と同値ないしやや下回る水準での初値形成となった 今週の新興市場は、リバウンド基調が続き堅調な展開となることが想定されるただ、前週のリバウンド相場をけん引した主力テーマ株の一角は伸び悩んできており、更なる上昇にはもう一つ買い材料が待たれるところ目先は出遅れ銘柄の水準訂正を狙った物色が中心となるだろう 9月10日にも日本郵政グループの上場が承認される見通しとの観測が伝わり、関連銘柄が動意を見せている新興市場ではソフトフロントや日本創発グループといったところに関心が向かっているが、日本郵便への導入実績があるテラスカイなどにも注目しておきたいなお、今週は8月31日にトリケミカル研究所、ACCESS、9月2日にピープル、9月3日に日本スキー場開発、9月4日にアイルなどが決算発表を予定している IPO関連では、8月31日にアクアライン、9月2日にベステラ、STUDIOUSがいずれもマザーズへ新規上場する3社ともに堅調な初値形成が期待されるまた、ピクスタ、アイビーシーのブックビルディングが続くほか、ブランジスタが新たに開始される予定となっているなお、先週は9月16日にマザーズへ上場予定だったネットマーケティングの上場取り止めが発表されている
、ITbookなど主力テーマ株が買われ、その後他の関連銘柄にも循環物色が向かったビッグデータ、人工知能(AI)、自動運転、郵政関連なども買われる場面もあったバイオ関連では、オンコセラピー・サイエンスが同1.6%高、そーせいグループが同6.7%安とまちまちジャスダック主力では、クルーズが同11.1%安と軟調だったものの、ガンホーが同1.6%安、日本マイクロニクスが同0.7%安と安値水準から値を戻したその他、マザーズではアクロディア、ディー・ディー・エス、ストリーム、ジャスダックでは田中化学研究所、アールテック・ウエノ、朝日ラバーなど中小型株材料株の上昇が目立ったIPOでは、8月26日に土木管理総合試験所(東証2部)、8月28日にラクト・ジャパン(東証2部)、メタップス(マザーズ)が新規上場した公開規模100億円近い大型案件だったメタップスに加え、東証2部上場の2社も公開価格と同値ないしやや下回る水準での初値形成となった 今週の新興市場は、リバウンド基調が続き堅調な展開となることが想定されるただ、前週のリバウンド相場をけん引した主力テーマ株の一角は伸び悩んできており、更なる上昇にはもう一つ買い材料が待たれるところ目先は出遅れ銘柄の水準訂正を狙った物色が中心となるだろう 9月10日にも日本郵政グループの上場が承認される見通しとの観測が伝わり、関連銘柄が動意を見せている新興市場ではソフトフロントや日本創発グループといったところに関心が向かっているが、日本郵便への導入実績があるテラスカイなどにも注目しておきたいなお、今週は8月31日にトリケミカル研究所、ACCESS、9月2日にピープル、9月3日に日本スキー場開発、9月4日にアイルなどが決算発表を予定している IPO関連では、8月31日にアクアライン、9月2日にベステラ、STUDIOUSがいずれもマザーズへ新規上場する3社ともに堅調な初値形成が期待されるまた、ピクスタ、アイビーシーのブックビルディングが続くほか、ブランジスタが新たに開始される予定となっているなお、先週は9月16日にマザーズへ上場予定だったネットマーケティングの上場取り止めが発表されている