Steve Holland
[ニューヨーク 19日 ロイター] - バイデン米大統領は19日、国連総会で演説し、ロシアによる侵略に対しウクライナを支持するよう世界各国首脳に訴えた。
バイデン氏は、ロシアは世界が疲弊しロシアによるウクライナへの残虐行為が罰を受けることなく許されると考えていると指摘。このような考えがまかり通るなら、全ての国の独立性が危ぶまれるとの見方を示した。
また、米国およびその同盟国はウクライナの自由を求める戦いを支持すると強調。「ロシアのみがこの戦争の責任を負っている。ロシアのみがこの戦争を直ちに終わらせる力を持っている」と述べた。
さらにロシアによる2022年2月のウクライナ侵攻および領土の占領は主権と領土保全の尊重を大原則とする国連憲章に違反していると主張した。
国連のグテレス事務総長も国連総会の冒頭演説で、ロシアによるウクライナ侵攻は国連憲章違反であり、この戦争によって「恐怖の連鎖が解き放たれた」と述べた。
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