アドバネクス (T:5998)は22日、インドに子会社のAdvanex(India)Private Limitedを設立することを決定したと発表。 2017年9月に設立予定で稼働開始は2018年7月予定。
インドは中国、アメリカ、日本、ドイツに次ぐ第5番目の「自動車大国」で、今後も経済成長が続いていくと見られている。
同社は、2011年のチェンナイを皮切りに、2015年にはデリー、2016年にはプネーに営業所を開設し、インドにおいて販売活動を行ってきた。
その結果、インドにおいても同社製品の需要が高いことが判明し、チェンナイ近郊のオラガダムに工場を設立するにいたったとしている。
オラガダムは近年、数多くの日系・欧米系自動車メーカーおよび自動車部品メーカーが進出し、自動車産業の集積地として注目されている。
また、物流インフラの整備が進み、高い教育水準の人材が豊富であるなどの条件も揃っている。
同社のシンガポール工場とタイ工場から輸入していた製品を現地生産化するとともに、その優位性を活かしインド国内の需 要取り込みを図る。
シンガポール子会社(Advanex (Singapore)Pte.Ltd.)傘下のチェンナイ、デリー、プネーの営業所は子会社設立後に傘下に再編される予定。