■NY株式:ダウは164ドル高、ロシアとサウジの原油増産凍結を好感
NYダウ ナスダック
終値 :17721.25 終値 :4872.09
前日比:+164.84 前日比:+38.69
始値 :17571.34 始値 :4838.82
高値 :17744.43 高値 :4879.60
安値 :17553.57 安値 :4808.91
12日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は164.84ドル高の17721.25、ナスダックは38.69ポイント高の4872.09で取引を終了した。
原油相場の上昇を受け、買いが先行。
国際通貨基金(IMF)が世界経済の見通しを引き下げたことで朝方は売られる場面もあったが、産油国会合を17日に控えて、ロシアとサウジアラビアが増産凍結で合意したことで原油相場が大幅上昇となり、株式相場も連れ高となった。
ダウは一時190ドルに迫る上昇となった。
セクター別では消費者・サービスを除いて全面高となり、エネルギーや銀行の上昇が目立った。
原油相場の上昇を受けてサウスウエスタン・エナジー(SWN)やデボン・エナジー(DVN)などエネルギー関連会社が大幅上昇。
また、モルガン・スタンレー(MS)やゴールドマンサックス(GS)などの金融各社も堅調推移となった。
製薬のアッヴィ(ABBV)は当局から慢性リンパ性白血病治療薬の承認を受け、買われた。
一方で、非鉄金属のアルコア(AA)は決算が大幅減益となったほか、アルミと航空宇宙の市場見通しも引き下げ、下落した。
「債券王」として知られるビル・グロース氏は、経済成長を阻害する中央銀行の金融政策に批判的で、連邦準備制度理事会(FRB)は順調な経済成長の為、16年中に1、2度の利上げを行う必要があるとの認識を示した。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は108円50銭、増産凍結期待に原油高でリスクオン 12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円22銭から108円79銭まで上昇し108円50銭で引けた。
サウジアラビアとロシアが増産凍結で合意したとの報道を受けて原油底入れ期待が広がり、リスク選好のドル買い、円売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1413ドルから1.1346ドルへ下落し1.1390ドルで引けた。
ユーロ・円は、123円21銭まで下落後、123円77銭へ上昇。
株高に連れたリスク選好の円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは、1.4311ドルから1.4197ドルへ下落。
ドル・スイスは、0.9531フランから0.9594フランへ上昇した。
■NY原油:続伸で42.17ドル、ロシアとサウジの増産凍結合意報道で買い NY原油は続伸(NYMEX原油5月限終値:42.17↑1.81)。
40.32ドルから42.25ドルまで上昇した。
ロシアの通信社が「ロシアとサウジアラビアが原油増産凍結で合意」と伝えたことをきっかけに、17日の産油国間会合に向けた価格下支え期待による原油の買いが急速に強まった。
その後、ロシア政府が、「イランに関係なく、ドーハ合意の希望はある」と表明した。
目先は、12日の取引終了後に予定される全米石油協会(API)の週間統計、13日(水)の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)の発表が注目される。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.28ドル +0.305ドル(+2.35%) モルガン・スタンレー(MS) 24.58ドル +0.470ドル(+1.95%) ゴールドマン・サックス(GS)154.31ドル +2.110ドル(+1.39%) インテル(INTC) 31.86ドル +0.190ドル(+0.60%) アップル(AAPL) 110.44ドル +1.420ドル(+1.30%) アルファベット(GOOG) 764.32ドル +6.780ドル(+0.90%) フェイスブック(FB) 110.61ドル +1.620ドル(+1.49%) キャタピラー(CAT) 76.10ドル +1.470ドル(+1.97%) アルコア(AA) 9.47ドル -0.270ドル(-2.77%) ウォルマート(WMT) 68.82ドル +1.420ドル(+2.11%) スプリント(S) 3.49ドル +0.055ドル(+1.60%)
ダウ平均は164.84ドル高の17721.25、ナスダックは38.69ポイント高の4872.09で取引を終了した。
原油相場の上昇を受け、買いが先行。
国際通貨基金(IMF)が世界経済の見通しを引き下げたことで朝方は売られる場面もあったが、産油国会合を17日に控えて、ロシアとサウジアラビアが増産凍結で合意したことで原油相場が大幅上昇となり、株式相場も連れ高となった。
ダウは一時190ドルに迫る上昇となった。
セクター別では消費者・サービスを除いて全面高となり、エネルギーや銀行の上昇が目立った。
原油相場の上昇を受けてサウスウエスタン・エナジー(SWN)やデボン・エナジー(DVN)などエネルギー関連会社が大幅上昇。
また、モルガン・スタンレー(MS)やゴールドマンサックス(GS)などの金融各社も堅調推移となった。
製薬のアッヴィ(ABBV)は当局から慢性リンパ性白血病治療薬の承認を受け、買われた。
一方で、非鉄金属のアルコア(AA)は決算が大幅減益となったほか、アルミと航空宇宙の市場見通しも引き下げ、下落した。
「債券王」として知られるビル・グロース氏は、経済成長を阻害する中央銀行の金融政策に批判的で、連邦準備制度理事会(FRB)は順調な経済成長の為、16年中に1、2度の利上げを行う必要があるとの認識を示した。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は108円50銭、増産凍結期待に原油高でリスクオン 12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円22銭から108円79銭まで上昇し108円50銭で引けた。
サウジアラビアとロシアが増産凍結で合意したとの報道を受けて原油底入れ期待が広がり、リスク選好のドル買い、円売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1413ドルから1.1346ドルへ下落し1.1390ドルで引けた。
ユーロ・円は、123円21銭まで下落後、123円77銭へ上昇。
株高に連れたリスク選好の円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは、1.4311ドルから1.4197ドルへ下落。
ドル・スイスは、0.9531フランから0.9594フランへ上昇した。
■NY原油:続伸で42.17ドル、ロシアとサウジの増産凍結合意報道で買い NY原油は続伸(NYMEX原油5月限終値:42.17↑1.81)。
40.32ドルから42.25ドルまで上昇した。
ロシアの通信社が「ロシアとサウジアラビアが原油増産凍結で合意」と伝えたことをきっかけに、17日の産油国間会合に向けた価格下支え期待による原油の買いが急速に強まった。
その後、ロシア政府が、「イランに関係なく、ドーハ合意の希望はある」と表明した。
目先は、12日の取引終了後に予定される全米石油協会(API)の週間統計、13日(水)の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)の発表が注目される。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.28ドル +0.305ドル(+2.35%) モルガン・スタンレー(MS) 24.58ドル +0.470ドル(+1.95%) ゴールドマン・サックス(GS)154.31ドル +2.110ドル(+1.39%) インテル(INTC) 31.86ドル +0.190ドル(+0.60%) アップル(AAPL) 110.44ドル +1.420ドル(+1.30%) アルファベット(GOOG) 764.32ドル +6.780ドル(+0.90%) フェイスブック(FB) 110.61ドル +1.620ドル(+1.49%) キャタピラー(CAT) 76.10ドル +1.470ドル(+1.97%) アルコア(AA) 9.47ドル -0.270ドル(-2.77%) ウォルマート(WMT) 68.82ドル +1.420ドル(+2.11%) スプリント(S) 3.49ドル +0.055ドル(+1.60%)