[東京 13日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は13日、参院・財政金融委員会で、為替レートについて、均衡値の幅で動いているのが望ましいとしつつ、円安の効果としては輸出数量増より収益増の方が大きいとし、企業の海外生産収益においては「(為替)局面だけみた場合には、円安はプラス面がある」との認識を示した。
西田昌司委員(自由民主党・国民の声)に質問に答えた。
また、2013年1月の政府・日銀の共同声明以降を振り返り、構造改革のための政府の政策が「もう少しあった方が良かったかもしれない」と述べた。
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(和田崇彦 編集:田中志保)