[東京 2日 ロイター] - 平井卓也デジタル担当相は2日の閣議後会見で、前日、東京証券取引所のシステム障害により終日売買停止となったことについて「株式取引という重要な経済活動の機会が損失したことは誠に遺憾」との認識を示した。
その上で、どのようなシステムにおいても障害が発生する可能性はあり「それにいち早く対応するBCP(事業継続計画)のプランが絶対に必要。今回のように、機械の故障で起きるケース、サイバーアタックで起きるケース、自然災害で起きるケース、あらゆるリスクを分析した上で、システムのBCPを社会全体で確保する方向で進んでいきたい」と述べた。
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(金子かおり 記事作成:田中志保)