[リヤド 28日 ロイター] - サウジ証券取引所(タダウル)のKhalid Alhussan最高経営責任者(CEO)は28日、タダウルが年内に上場計画を発表すると明らかにした。
「未来投資イニシアチブ」の合間にロイターに述べたもので、年内に新規株式公開(IPO)の日程を公表するという。またCEOは、上場は2年以内に行われる可能性があると付け加えた。
タダウルは2016年、HSBCを幹事に指名して18年の上場を目指していたが、記録的規模の294億ドルとなった2019年末の国営石油大手サウジアラムコの上場を踏まえて保留していた。
AlhussanCEOは、「上場へのコミットメントはこれまで同様。延期したのは時期のみ。(石油依存経済から多角的な経済構造へのシフトに向けた国家改革計画『ビジョン2030』が始動し、移行へのコミットメントが始動したため」と述べた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20210129T025042+0000