【日経平均の下落でJASDAQ平均もマイナス転換、決算手掛かりにIGポートなど物色】16日(月)
■概況■2797.16、-6.14
16日(月)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20ともに反落となった。
値上がり数は247、値下がり数は367、変わらずは83。
日経平均が後場に入り下げ幅を一時200円超に広げると、朝方は堅調だったJASDAQ平均もマイナスに転じた。
決算等の材料があった銘柄への個別物色中心の展開だった。
◆注目銘柄◆
売買代金上位のAKIBA (T:6840)、ブロッコリー (T:2706)、日本一S (T:3851)、ユニバーサル (T:6425)などが下落し、マクドナルド (T:2702)も小幅に下げた。
ブロッコリーは第3四半期の減益決算や通期予想の修正がマイナス視された。
また、通期予想を上方修正したものの市場予想に届かなかった日本色材 (T:4920)が20%超の大幅安となり、第1四半期が赤字スタートとなったウエストHD (T:1407)も大きく売られた。
一方、SJI (T:2315)、レイ (T:4317)、プロパスト (T:3236)などが上昇。
上期が大幅増益となったIGポート (T:3791)、株主優待制度を導入したベルグアース (T:1383)などは10%超上昇した。
「AR performers」のメジャーデビューを発表したユークス (T:4334)、今期の増益・大幅増配見通しが好感されたKG情報 (T:2408)はストップ高、またスーパーV (T:3094)や山王 (T:3441)は連日のストップ高となった。
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【日経平均が想定以上の下落となり、幅広い銘柄に売りが優勢】17日(火)
■概況■2783.22、-13.94
17日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20ともに続落となった。
値上がり数は172、値下がり数は452、変わらずは64。
JASDAQ平均は安寄り後も下げ幅を広げ、いったんは下げ渋ったが、引けにかけて再度軟化する展開になる。
日経平均がリスクオフの流れから想定以上の下落となり、中小型株への物色にも警戒感が強まったようだ。
幅広い銘柄に売りが優勢となっていった。
◆注目銘柄◆
山王 (T:3441)、ユークス (T:4334)が連日のストップ高となったほか、AR技術を活用した医療機器の開発にメドと報じられた菊池製作所 (T:3444)もストップ高。
ダイケン (T:5900)は宅配ボックス普及を政府が後押しするとの報道で買われた。
IGポート (T:3791)、KG情報 (T:2408)、スーパーV (T:3094)なども大幅続伸。
santec (T:6777)も急騰。
半面、AKIBA (T:6840)、ブロッコリー (T:2706)などは大幅続落、レイ (T:4317)、プロパスト (T:3236)、ベルグアース (T:1383)などは反落。
JASDAQ-TOP20では、メイコー (T:6787)、ポラテクノ (T:4239)などが強い動き。
一方、フェローテック (T:6890)、クルーズ (T:2138)がさえない。
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【一部の銘柄には積極的な値幅取りの動きで指数を押し上げ】18日(水)
■概況■2786.32、+3.10
18日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20ともに反発となった。
値上がり数は250、値下がり数は353、変わらずは88。
JASDAQ平均は安寄り後も一時下げ幅を広げたが、前場中頃からは切り返し、大引けにかけてプラス圏に浮上。
幅広い銘柄に売りが優勢であったものの、一部の銘柄には積極的な値幅取り資金が流入、指数を押し上げる形となった。
◆注目銘柄◆
山王 (T:3441)、ユークス (T:4334)が連日のストップ高となったほか、ナガオカ (T:6239)も水処理関連として思惑買いが向かいストップ高。
テリロジー (T:3356)はネクスグループ (T:6634)との資本業務提携で賑わう展開に。
ネクスグループ (T:6634)やフィスコ (T:3807)も強い動き。
IGポート (T:3791)は「進撃の巨人」がハリウッドで映画化との観測から急伸。
明豊エンター (T:8927)、フォーサイド (T:2330)、Nuts (T:7612)などの低位株も活況。
半面、アイフリーク (T:3845)は利食い売りに伸び悩む。
前日に急伸の菊池製作所 (T:3444)も反落。
精工技研 (T:6834)も利食い売りに大幅反落。
JASDAQ-TOP20では、ハーモニック (T:6324)、クルーズ (T:2138)などがしっかり。
一方、ポラテクノ (T:4239)、フェローテック (T:6890)、田中化研 (T:4080)などがさえない。
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【小高く寄り付き後は日経平均同様に方向感乏しい展開】19日(木)
■概況■2787.80、+1.48
19日(木)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均は続伸、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20は反落となった。
値上がり数は351、値下がり数は262、変わらずは74。
JASDAQ平均は小高く寄り付き後、狭いレンジでのもみ合いで推移した。
外部環境の改善で高寄りした日経平均がその後は伸び悩み、方向感の乏しい流れになったことが波及する形にも。
値幅取りの対象となる銘柄は限られる格好に。
◆注目銘柄◆
山王 (T:3441)が値幅取りの動きに連日のストップ高。
イマジニア (T:4644)は子会社とLINE (T:3938)が共同でスマホゲームと伝わり急伸。
フジタコーポ (T:3370)も北海道苫小牧市のカジノ誘致に絡んだ思惑かストップ高まで買われる。
石井工研 (T:6314)もドローン関連としてのテーマ性に関心か。
ソフトフロント (T:2321)なども賑わう展開に。
半面、前日に急伸のナガオカ (T:6239)は急反落。
ユークス (T:4334)も過熱感から大幅反落に。
IGポート (T:3791)、明豊エンター (T:8927)も大幅反落で、AKIBA (T:6840)も安い。
JASDAQ-TOP20では、フェローテック (T:6890)、クルーズ (T:2138)がしっかり。
一方、メイコー (T:6787)、セリア (T:2782)、ユビキタス (T:3858)などがさえない。
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【後場に入って堅調推移、過度な警戒感後退で】20日(金)
■概況■2791.34、+3.54
20日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均は続伸、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20は続落となった。
値上がり数は280、値下がり数は298、変わらずは96。
JASDAQ平均はもみ合いの動きから、後場に入って上げ幅を広げていく展開になった。
日経平均が後場に強い動きとなったことを反映する形に。
次第にトランプ大統領就任会見後の株高を想定するような動きになっていった。
◆注目銘柄◆
日本ライトン (T:2703)が急伸、台湾ライトンがiPhone8用充電装置サプライヤーにと報じられたことが材料視される。
SANTEC (T:6777)は官民ファンドが光海底ケーブルに58億円出融資との報道で買い優勢。
セルシード (T:7776)は東海大との軟骨再生シート実用化開発の発表を好感。
国際チャート (T:3956)、フォーサイド (T:2330)なども急伸。
半面、連日のストップ高が続いた山王 (T:3441)は過熱感から急反落。
イマジニア (T:4644)は反落で、ユークス (T:4334)は大幅続落。
ミナトHD (T:6862)、マルマン (T:7834)、ソルガムHD (T:6636)なども安い。
JASDAQ-TOP20では、クルーズ (T:2138)、ハーモニック (T:6324)がしっかり。
一方、フェローテック (T:6890)、ユビキタス (T:3858)などが軟調。