■NY株式:ダウは18ドル高、金融減益決算と経済指標受けもみ合い
NYダウ ナスダック
終値 :17926.43 終値 :4945.89
前日比:+18.15 前日比:-1.53
始値 :17912.25 始値 :4947.62
高値 :17962.14 高値 :4961.30
安値 :17885.44 安値 :4931.81
14日の米国株式相場はまちまち。
ダウ平均は18.15ドル高の17926.43、ナスダックは1.53ポイント安の4945.89で取引を終了した。
金融大手が相次ぎ減益決算となる中で、週間新規失業保険申請件数が予想より減少するなど、朝方からもみ合う展開となった。
3月消費者物価指数が予想に届かず、利上げへの警戒感が縮小したことで上昇したが、引けにかけて上げ幅を縮小する展開となった。
セクター別では、銀行や運輸が上昇する一方で不動産や食品・飲料・タバコが下落した。
大手行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)や資産運用のブラックロック(BLK)は軟調決算が嫌気され、発表直後に下落したものの、上昇に転じている。
航空会社のデルタ航空(DAL)は決算内容が好感され、堅調推移。
半導体・太陽光技術メーカーのサンエジソン(SUNE)は会計慣行に不正が無かったことを発表し、大幅上昇となった。
一方で、飲料メーカーのペプシコ(PEP)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、売られた。
ハードディスクメーカーのシーゲート・テクノロジー(STX)は売上見通しを引き下げ、20%を越す急落となった。
石油サービスのハリバートン(HAL)と同業ベーカー・ヒューズは、両社の合併に関する当局の差し止めに対抗するため、70億ドル相当の資産売却を目指してプライベート・エクイティ(PE)と協議を行っている。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は109円40銭、熊本地震、米CPI下振れやFRB高官発言でドル反落 14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円46銭から108円90銭まで下落し109円40銭で引けた。
熊本での地震報道直後にリスク回避の動きが優勢となったほか、予想を下回った米3月消費者物価指数、アトランタ連銀のロックハート総裁が期近の利上げに否定的な見解を示したため一時ドル売り、円買いが強まった。
その後、ラガルドIMF専務理事の発言「過剰な変動の場合、日本の介入が正当化される可能性がある」、原油や株式相場の回復で円売りが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1295ドルへ急伸後、1.1248ドルへ再び下落し1.1263ドルで引けた。
日本の地震報道で米国債利回り低下に伴うドル売りが強まったが、根強い欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測を受けたユーロ売りに上値も限定的となった。
ユーロ・円は、123円38銭から122円73銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.4118ドルへ下落後、1.4178ドルへ上昇した。
英中銀が「英国の欧州連合(EU)離脱に関する不透明感が経済を抑制する」と指摘し、ポンド売りが加速した。
ドル・スイスは、0.9638フランへ下落後、0.9681フランへ上昇した。
メクラーSNB理事が経済の見通しで下方リスクを指摘したためフラン売りが強まった。
■NY原油:続落で41.50ドル、ドーハ会合接近で利益確定売り優勢か NY原油先物は続落(NYMEX原油5月限終値:41.50↓0.26)。
42.09ドルから41.43ドルまで下落した。
国際エネルギー機関(IEA)がこの日発表した石油市場月報で、今年下期に均衡に近づくとの見通しを示したことを受けて、原油の買いが先行。
産油国会合(17日ドーハ)の開催国カタールのエネルギー省が、「会合に向けて雰囲気はよい」と表明したことも好感か。
しかし、そのドーハ会合の接近により、いったん持ち高調整や利益確定のムードが広がった可能性があり、終盤から売りに転じた。
ドル高傾向で割高感による売りも重なったとみられる。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 14.14ドル +0.350ドル(+2.54%) モルガン・スタンレー(MS) 26.16ドル +0.285ドル(+1.10%) ゴールドマン・サックス(GS)160.93ドル +1.080ドル(+0.68%) インテル(INTC) 31.80ドル -0.330ドル(-1.03%) アップル(AAPL) 112.10ドル +0.060ドル(+0.05%) アルファベット(GOOG) 775.39ドル +3.480ドル(+0.45%) フェイスブック(FB) 110.84ドル +0.330ドル(+0.30%) キャタピラー(CAT) 79.05ドル -0.080ドル(-0.10%) アルコア(AA) 10.02ドル +0.225ドル(+2.30%) ウォルマート(WMT) 68.77ドル -0.390ドル(-0.56%) スプリント(S) 3.50ドル +0.085ドル(+2.49%)
ダウ平均は18.15ドル高の17926.43、ナスダックは1.53ポイント安の4945.89で取引を終了した。
金融大手が相次ぎ減益決算となる中で、週間新規失業保険申請件数が予想より減少するなど、朝方からもみ合う展開となった。
3月消費者物価指数が予想に届かず、利上げへの警戒感が縮小したことで上昇したが、引けにかけて上げ幅を縮小する展開となった。
セクター別では、銀行や運輸が上昇する一方で不動産や食品・飲料・タバコが下落した。
大手行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)や資産運用のブラックロック(BLK)は軟調決算が嫌気され、発表直後に下落したものの、上昇に転じている。
航空会社のデルタ航空(DAL)は決算内容が好感され、堅調推移。
半導体・太陽光技術メーカーのサンエジソン(SUNE)は会計慣行に不正が無かったことを発表し、大幅上昇となった。
一方で、飲料メーカーのペプシコ(PEP)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、売られた。
ハードディスクメーカーのシーゲート・テクノロジー(STX)は売上見通しを引き下げ、20%を越す急落となった。
石油サービスのハリバートン(HAL)と同業ベーカー・ヒューズは、両社の合併に関する当局の差し止めに対抗するため、70億ドル相当の資産売却を目指してプライベート・エクイティ(PE)と協議を行っている。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は109円40銭、熊本地震、米CPI下振れやFRB高官発言でドル反落 14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円46銭から108円90銭まで下落し109円40銭で引けた。
熊本での地震報道直後にリスク回避の動きが優勢となったほか、予想を下回った米3月消費者物価指数、アトランタ連銀のロックハート総裁が期近の利上げに否定的な見解を示したため一時ドル売り、円買いが強まった。
その後、ラガルドIMF専務理事の発言「過剰な変動の場合、日本の介入が正当化される可能性がある」、原油や株式相場の回復で円売りが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1295ドルへ急伸後、1.1248ドルへ再び下落し1.1263ドルで引けた。
日本の地震報道で米国債利回り低下に伴うドル売りが強まったが、根強い欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測を受けたユーロ売りに上値も限定的となった。
ユーロ・円は、123円38銭から122円73銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.4118ドルへ下落後、1.4178ドルへ上昇した。
英中銀が「英国の欧州連合(EU)離脱に関する不透明感が経済を抑制する」と指摘し、ポンド売りが加速した。
ドル・スイスは、0.9638フランへ下落後、0.9681フランへ上昇した。
メクラーSNB理事が経済の見通しで下方リスクを指摘したためフラン売りが強まった。
■NY原油:続落で41.50ドル、ドーハ会合接近で利益確定売り優勢か NY原油先物は続落(NYMEX原油5月限終値:41.50↓0.26)。
42.09ドルから41.43ドルまで下落した。
国際エネルギー機関(IEA)がこの日発表した石油市場月報で、今年下期に均衡に近づくとの見通しを示したことを受けて、原油の買いが先行。
産油国会合(17日ドーハ)の開催国カタールのエネルギー省が、「会合に向けて雰囲気はよい」と表明したことも好感か。
しかし、そのドーハ会合の接近により、いったん持ち高調整や利益確定のムードが広がった可能性があり、終盤から売りに転じた。
ドル高傾向で割高感による売りも重なったとみられる。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 14.14ドル +0.350ドル(+2.54%) モルガン・スタンレー(MS) 26.16ドル +0.285ドル(+1.10%) ゴールドマン・サックス(GS)160.93ドル +1.080ドル(+0.68%) インテル(INTC) 31.80ドル -0.330ドル(-1.03%) アップル(AAPL) 112.10ドル +0.060ドル(+0.05%) アルファベット(GOOG) 775.39ドル +3.480ドル(+0.45%) フェイスブック(FB) 110.84ドル +0.330ドル(+0.30%) キャタピラー(CAT) 79.05ドル -0.080ドル(-0.10%) アルコア(AA) 10.02ドル +0.225ドル(+2.30%) ウォルマート(WMT) 68.77ドル -0.390ドル(-0.56%) スプリント(S) 3.50ドル +0.085ドル(+2.49%)