■流動化することで、さらなる収益拡大を図るとともに財務の健全化も推進
And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は12月19日の15時、棚卸資産の流動化に関するお知らせを発表し、住みながらその家を売却できるサービス「ハウス・リースバック」で取得した不動産を流動化し、ファンドであるHLB12号合同会社(以下HLB12号)に当該信託受益権を譲渡すると発表した。
今回譲渡する資産(信託受益権)の概要は、首都圏・中部圏・近畿圏を中心とした戸建住宅および区分所有建物で、対象不動産件数は272件(予定)、譲渡価格は43億7500万円(平均・戸当り約1600万円、予定)、帳簿価格は34億6600万円(予定)、譲渡益は9億800万円(予定)。
同社の「ハウス・リースバック」は、「不動産を活用することで、ご高齢者や個人事業主様をはじめとした様々なお客様の資金ニーズに応えることができるサービスとして、大変好評をいただいております」(会社側)。同社では、安定的な収益確保と持続的な成長を図るため、「ハウス・リースバック」の取扱い件数増加およびエリア拡大に努めており、取得した個人住宅などの資産を流動化することで、さらなる収益拡大を図るとともに、保有資産の効率的活用及び財務の健全化につながる。
HLB12号合同会社(東京都千代田区霞が関)は、出資割合が一般社団法人ファンドドゥ12号100.0%、設立年月日2022年11月18日、不動産信託受益権の取得、保有及び処分等を行う。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)