[1日 ロイター] - 米サイバーセキュリティー企業Rapid7(ラピッドセブン)が身売りを含めた複数の選択肢を検討していることが分かった。事情に詳しい複数の関係筋が明らかにした。
同筋によると、投資銀行ゴールドマン・サックス・グループと協力し、プライベートエクイティ企業を含む各社からのアプローチを検討している。協議は初期段階にあり、合意に至るかは不透明という。
ラピッドセブンからは今のところコメントを得られていない。
ゴールドマン・サックスの広報担当者はコメントを避けた。
時価総額が約24億ドルのラピッドセブンの株価は、幅広いテクノロジー関連銘柄売りと同社の競争力に対する懸念の中、過去1年間で60%近く下落した。
同社は先月、ツイッターを内部告発した元セキュリティー責任者のピーター・ザトコ氏を非常勤コンサルタントとして採用したと発表した。