11日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円96銭まで上昇後、109円73銭まで反落して109円79銭で引けた。
米国の12月JOLT求人件数が予想外に減少し2年ぶりの低水準となったことや米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が下院証言で新型肺炎が経済の新たなリスクとなりうると警告したためドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.0892ドルまで下落後、1.0925ドルまで反発し1.0916ドルて引けた。
ユーロ・円は、119円60銭まで下落後、120円03銭まで反発。
ポンド・ドルは、1.2926ドルから1.2968ドルまで上昇した。
予想を上回った英国の10−12月期国内総生産(GDP)を好感したポンド買いが続いたが、カーニー英国中央銀行総裁が証言で、長期にわたり低金利が続く可能性を指摘したほか、利下げの可能性を示唆したためポンド売りが再燃。
ドル・スイスは、0.9789フランまで上昇後、0.9751フランまで下落した。