[東京 24日 ロイター] - ゴーゴーカレーグループ(金沢市)が日本製麻株式を買い増ししていたことが24日提出の変更報告書で分かった。保有比率は前回報告の15.47%から16.84%に上昇した。報告義務の発生日は17日。
日本製麻は21日、ゴーゴーカレーの創業者で日本製麻の代表取締役社長を務めていた宮森宏和氏(49)を解職し、代表権のない取締役とした。取締役会での不合理な議事運営、経費申請時の諸問題などがあり、会社の意思決定に支障が出ていたと説明している。
今回の報告は17日までの株式取得を対象としており、社長解職より前段階での買い増しにあたる。日本製麻の資料によると3月末の筆頭株主はシンガポールの投資会社、ボンド・キャピタル・クリエーションで持ち株比率は16.28%、ゴーゴーカレーグループは2位で13.64%だった。