[キーウ 19日 ロイター] - ウクライナ当局によると、19日のロシアによる攻撃で全国で9人が死亡した。北東部ハリコフ州クピャンスクを襲った誘導爆弾で6人が死亡したほか、前線から遠く離れた西部リビウでもドローンによる攻撃で倉庫が炎上し、人道支援物資が焼失した。
ロシアは意図的に民間人を標的にすることを否定しているものの、民間人死者数は急速に増加している。
国連のウクライナ人道支援調整官、デニス・ブラウン氏は非政府組織が使用していた倉庫が全焼したことを明らかにした。この倉庫には約300トンの救援物資が保管されていた。
リビウ州のマクシム・コジツキー知事によると、ロシア軍は同地方への攻撃に18機のドローン使用し、15機が撃墜された。
ウクライナ空軍によると、ロシアはこの日、計30機の無人機と1発の短距離弾道ミサイル「イスカンデル」を発射した。無人機は27機が撃墜されたという。
ロイターはこの報道を独自に確認することはできなかった。ロシアのコメントは得られていない。