日本政策投資銀行(DBJ)が8月に公表した設備投資計画調査では、日本の大企業製造業の中国向け設備投資は、2018年度に前年比22.5%増と、2年連続で大きく増加した。自動車部品メーカーが、ハイブリッド車(HV)も含めた電動化を見据えた投資を実施したほか、化学では半導体向けの能力増強がみられた。ただし、昨年同時期の調査における計画は同55.2%増であり、実績にかけての下方修正は例年より大きめとなった。米中貿易摩擦の影響により、計画の延期や見直しを実施した企業があったとみられる。
日本政策投資銀行(DBJ)が8月に公表した設備投資計画調査では、日本の大企業製造業の中国向け設備投資は、2018年度に前年比22.5%増と、2年連続で大きく増加した。自動車部品メーカーが、ハイブリッド車(HV)も含めた電動化を見据えた投資を実施したほか、化学では半導体向けの能力増強がみられた。ただし、昨年同時期の調査における計画は同55.2%増であり、実績にかけての下方修正は例年より大きめとなった。米中貿易摩擦の影響により、計画の延期や見直しを実施した企業があったとみられる。