[東京 29日 ロイター] - ANAホールディングス (T:9202)は29日、2020年3月期の連結業績予想を下方修正した。売上高予想は前回発表の2兆1500億円(4月時点)から2兆0900億円(2.8%減)に、営業利益予想は1650億円(同)から1400億円(15.2%減)に見直した。
今年度上半期の売上高は前年比で増加したものの、米中貿易摩擦などによる貨物需要の減少や、国際線ビジネス需要の一部に伸び悩みが見られたことにより、当初想定を下回った。下期についても、この基調が継続するとみられる上、格安航空(LCC)でも他社との競合が激化しているという。