【ブラジル】ボベスパ指数 70952.97 +0.44％25日のブラジル市場は続伸。
主要指標のボベスパ指数は前日比312.32ポイント高（+0.44％）の70952.97で取引を終えた。
69779.24から71323.17まで上昇した。
買いが先行した後は売りに押され、後半は再び買い戻された。
電力セクターの上昇が指数をサポート。
一方、米中貿易摩擦への懸念が高まっていることが指数の上値を押さえた。
また、海外市場の下落も警戒材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2236.65 -0.58％
25日のロシア株式市場は反落。
主要指標のMICEX指数は前日比13.03ポイント安(-0.58％)の2236.65で取引を終了した。
2255.69から2232.82まで下落した。
売りが先行した後はいったんプラス圏を回復したが、その後は再び売りに押された。
原油価格の下落が圧迫材料となったほか、米中貿易摩擦への懸念が強まっていることが警戒された。
また、欧米市場の下落など外部環境の悪化もロシア株の売り圧力を強めた。
【インド】SENSEX指数 35470.35 -0.61％
25日のインドSENSEX指数は下落。
前日比219.25ポイント安(-0.61％)の35470.35、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同59.40ポイント安(-0.55％)の10762.45で取引を終えた。
おおむねマイナス圏で推移し、引けにかけて下げ幅をじりじりと拡大させた。
米中貿易摩擦への懸念が再び高まっていることが圧迫材料。
また、米政府がインド産自動車に対し、課税を強化するとの観測も自動車セクターの売り手掛かりとなった。
ほかに、この日の欧米市場の下落などがリスク回避の売りを強めた。
【中国本土】上海総合指数 2859.34 -1.05％
週明け25日の上海総合指数は値下がり。
主要指標の上海総合指数は、前営業日比30.42ポイント安（-1.05％）の2859.34ポイントと反落した。
約2年ぶりの安値水準を切り下げている。
米中貿易摩擦の激化を警戒。
米メディアは25日、「トランプ大統領は米IT企業に中国企業投資を禁止し、技術輸出を阻止する意向だ」などと関係者の話として報じた。
中国の金融緩和などを手がかりに買いが先行したものの、指数は中盤からマイナスに転じている。
中国人民銀行（中央銀行）は24日、一部銀行を対象に預金準備率を7月5日付で引き下げると発表。
今回の引き下げにより、約7000億人民元の流動性が増える見通しだ。