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NYの視点:2016FOMCは若干タカ派VS市場ではグローバルリセッション懸念も

発行済 2016-01-05 07:16
更新済 2016-01-05 07:33
NYの視点:2016FOMCは若干タカ派VS市場ではグローバルリセッション懸念も
2016年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を有しタカ派として知られるクリーブランド連銀のメスター総裁は2015年の第4四半期から2016年にかけた米国経済で、2.5-2.75%成長を予想している。
同時に、この見通しに基づき、「より急速なペースでの利上げが好ましい」「2.5%以上の成長は、年4回の利上げを正当化する」との見解をメディアインタビューで明らかにした。
また、中国の景気低迷もFOMCの見通しに織り込み済みで、見通しの著しいリスクにつながるとは予想しないとの見解。
2016年のFOMC投票権は持たないが通常はハト派として知られるサンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁も米経済専門局CNBCとのインタビューで、米国経済が良好で2016年もこの傾向が続き2.0-2.5%成長を予想しており、本年、3-5回の利上げが妥当であるとの見解を示している。
一方、市場は現在のところ、本年、平均2回の利上げを見込んでいる。
市場とFRB高官との見解に相違が見られる。
FRB高官の楽観的な見通しとは対照的に、中国や欧州経済の低迷で、米国経済も景気後退入りする可能性を指摘するエコノミストもいる。
実際、全米供給管理協会(ISM)が発表した12月のISM製造業景況指数は48.2と、改善予想に反して11月の48.6から低下、2009年6月の景気後退時の低水準まで落ち込んだ。
FRB高官の予想は歴史的に楽観的になる傾向がある。
加えて、本年の連邦公開市場委員会(FOMC)は昨年よりも若干タカ派寄りとなるため、市場が予想しているよりも積極的な利上げが実施される可能性もあり、引き続きドル買い材料となる。
■2016FOMCメンバー 【ハト派:6人】 イエレンFRB議長 ダドリーNY連銀総裁 ブレイナードFRB理事 タルーロFRB理事 パウエルFRB理事 ローゼングレン・ボストン連銀総裁 【中立:1人】 ブラード・セントルイス連銀総裁(タカ派より) 【タカ派:3人】 ジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁 メスター・クリーブランド連銀総裁 フィッシャー米FRB副議長 ■2015FOMCメンバー 【ハト派:7人】 パウエルFRB理事 ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁 タルーロFRB理事 イエレンFRB議長 ダドリーNY連銀総裁 ブレイナードFRB理事 エバンス・シカゴ連銀総裁 【中立:1人】 ロックハート・アトランタ連銀総裁 【タカ派:2人】 ラッカー・リッチモンド地区連銀総裁 フィッシャー米FRB副議長

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