■株主還元
城南進学研究社 (T:4720)は株主還元を経営上の重要課題と位置付け、配当による還元を基本方針としている。
公約配当性向などは定めておらず、業績と、成長投資のための内部留保のバランスを勘案して配当額を決定するとしている。
2017年3月期は予想どおり、前期比横ばいの10円の配当を実施した。
1株当たり利益は23.93円であり、これに基づく配当性向は41.8%となった。
2017年3月期は期初予想を若干下回ったものの前期比増益を果たした。
こうした状況において前期比横ばいの配当は妥当な判断だと弊社では考えている。
2018年3月期について同社は、前期比横ばいの10円の配当予想を公表している。
配当性向は27.2%になる見通しだ。
同社は過去、業績が厳しい局面でも安定配当を維持してきた実績がある。
同時にまた、同社はM&Aに対しては積極的にチャンスを模索する姿勢を維持している。
これらを背景として前期比横ばいの配当予想としたものと弊社ではみている。
同社は2017年2月27日に株主優待制度の導入を発表した。
毎年3月末と9月末の株主名簿に記載された1単元(100株)以上保有の株主に対して、それぞれ500円分のQUOカードを贈呈するという内容だ。
2017年3月期末現在の株主名簿を対象に開始された。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
城南進学研究社 (T:4720)は株主還元を経営上の重要課題と位置付け、配当による還元を基本方針としている。
公約配当性向などは定めておらず、業績と、成長投資のための内部留保のバランスを勘案して配当額を決定するとしている。
2017年3月期は予想どおり、前期比横ばいの10円の配当を実施した。
1株当たり利益は23.93円であり、これに基づく配当性向は41.8%となった。
2017年3月期は期初予想を若干下回ったものの前期比増益を果たした。
こうした状況において前期比横ばいの配当は妥当な判断だと弊社では考えている。
2018年3月期について同社は、前期比横ばいの10円の配当予想を公表している。
配当性向は27.2%になる見通しだ。
同社は過去、業績が厳しい局面でも安定配当を維持してきた実績がある。
同時にまた、同社はM&Aに対しては積極的にチャンスを模索する姿勢を維持している。
これらを背景として前期比横ばいの配当予想としたものと弊社ではみている。
同社は2017年2月27日に株主優待制度の導入を発表した。
毎年3月末と9月末の株主名簿に記載された1単元(100株)以上保有の株主に対して、それぞれ500円分のQUOカードを贈呈するという内容だ。
2017年3月期末現在の株主名簿を対象に開始された。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)