(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 4690.53(+43.40)
前営業日終値 4647.13(‐24.24)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 5369.98(+16.97)
前営業日終値 5353.01(‐64.01)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3477.83(+19.30)
前営業日終値 3458.53(‐17.84)
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<ロンドン株式市場> 反発。イングランド銀行(英中央銀行)がこの日、資産買い入
れプログラムの枠を予想を上回る規模に拡大したことを背景に銀行株が上昇し、相場を押
し上げた。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は一時4729.58まで上昇しザラ場の年初来高
値を更新した。
英中銀は、資産買い入れプログラムの枠を現行の1250億ポンドから1750億ポン
ドに拡大すると発表。政策金利は過去最低の0.5%に据え置いた。
米株市場が全体的な不安感とリスク回避の動きを背景に下落に転じると相場は上昇幅を
縮小した。
ハーグリーブズ・ランズダウンの英株式部門代表のリチャード・ハンター氏は「過去3
―4週間にわたって非常に堅調な地合いが続いたことで、一部投資家はバリュエーション
の根拠について若干神経質になり始めている」と述べた。
銀行株が上げを主導。今週これまでに発表された明るい決算内容も支援した。
ロイズ・バンキング・グループ
スコットランド(RBS)
5.2%、HSBC
一方、鉱山株には売りが出た。経済回復の状況は価格ほど強くないとの見方が浮上する
なか、金属価格が下落した。
アントファガスタ
ユーラシアン・ ナチュラル・リソーシズ(ENRC)
1.1―3.8%下落した。
石油株も軟調。需給悪化懸念を背景に米原油先物
=71ドル付近となった。
BGグループ
<欧州株式市場> 反発。過去19営業日中、上昇は14回目。企業の好決算や経済指
標を手掛かりに銀行・食品株を中心に買いが入った。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.02ポイント(0.43%)高
の938.49。日中のレンジは934.29─946.31だった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は18.88ポイント(0.71%)高
の2662.01。
銀行株ではHSBC
BNPP.PA>、ソシエテ・ジェネラル
英銀行株は、イングランド銀行(英中銀)が資産買い入れ枠を予想を上回る1750億
ポンドに拡大したことにも支援された。
独コメルツ銀行は
投資・トレーディング関連損失の評価損については、2008年にピークアウトしたもよ
うとしたものの、峠を越したとは言明しなかった。
米新規失業保険週間申請件数(8月1日終了週)は大幅減少して市場予想を下回り、労
働市場と経済が安定してきているとの見方が強まった。
欧州中央銀行(ECB)理事会は政策金利を1%に据え置くことを決定するとともに、
ユーロ圏経済は年内、弱い状態が続く見込みだが収縮ペースは減速しつつあるとの認識を
示したが、市場は反応薄だった。
IGインデックスの市場チーフストラテジスト、デビッド・ジョーンズ氏は「午後序盤
につけた高値からは下落したものの、全般的なセンチメントは依然明るい。7日に発表さ
れる米雇用統計の受け止められ方次第で向こう数週間のムードが決まるだろう」と述べた。
英・オランダ系食品・日用品大手ユニリーバ
半期決算が実質で4.1%の増収となり、市場予想を上回った。
テート&ライル .L>は0.7%、それぞれ値上がりした。 [東京 7日 ロイター]