[ローマ 1日 ロイター] - イタリアのグアルティエリ経済・財務相は1日、公的債務の対国内総生産(GDP)比率の2021年目標は155.8%と、20年目標の158.0%から低下する見通しを示した。
財政赤字の対GDP比率の21年目標は7%と、4月時の5.7%から上昇する見込み。景気回復に向けた追加支出を反映しているという。
21年の財政拡大政策は総額400億ユーロ(469億3000万ドル)が見込まれ、これには欧州連合(EU)の復興基金からの補助金約150億ユーロが含まれるとした。
新たな目標は経済財政文書(DEF)で正式に発表され、来週内閣で承認される予定。