21日のマザーズ先物は前日比12.0pt安の870.0ptと3日ぶりに大幅反落。
高値は892.0pt、安値は869.0pt、取引高は1264枚。
米国の早期利下げ観測などから世界的な株高の流れを引き続く形で、朝方は買いが先行し、前日比10.0pt高の892.0ptで始まった。
ただ、為替相場で1ドル=107円台割り込みを窺う円高調整をみせるなか、ナイトセッションでの高値(894.0pt)を前に上値の重さが意識され、連日の上昇の対する警戒感から利食い売り優勢の展開となった。
また、「トランプ米大統領がイランに対する攻撃承認し、その後撤回していた」との一部報道を受けた中東地政学リスク懸念の高まりも、個人投資家心理を悪化させた。
個別では、メルカリ (T:4385)やサンバイオ (T:4592)、ラクスル (T:4384)など指数寄与度の高い銘柄の軟調推移から、マザーズ先物へのヘッジ売りに繋がったもよう。
そのほか、本日マザーズ市場に新規上場したブランディングテクノロジー (T:7067)は買い気配のまま初値付かずで大引けを迎えた。