米コンファレンスボード(CB)が26日に発表した6月の消費者信頼感指数は、市場予想を下回る126.4に低下しました。
市場予想は128.0程度でした。
所得を巡る見通しがやや悪化したことが要因です。
また、向こう6カ月の期待指数は103.2で5月実績の107.2を大幅に下回っていました。
期待指数は昨年3月に112.3まで上昇した後、6月にかけて99.60まで急低下しました。
その後反転し、昨年11月に111.0まで戻していましたが、市場関係者の間では期待指数は昨年3月の112.30で天井を打ったとみられており、今後は100近辺まで低下するとの見方が増えています。
米連邦準備制度理事会(FRB)は6月13日に0.25ポイントの追加利上げを決定しましたが、追加利上げによって期待指数のトレンドが変わったとの見方は少ないようです。
ただし、一部の市場関係者は期待指数と消費者信頼感指数の低下がこの先も続いた場合、市場のインフレ見通しは高い確率で弱含みになる(将来的にインフレ率は鈍化する)と予想しています。
消費者信頼感指数の急激な変動は長期金利や為替相場に大きな影響を与える場合があるため、7月の数値は要注目となりそうです。
市場予想は128.0程度でした。
所得を巡る見通しがやや悪化したことが要因です。
また、向こう6カ月の期待指数は103.2で5月実績の107.2を大幅に下回っていました。
期待指数は昨年3月に112.3まで上昇した後、6月にかけて99.60まで急低下しました。
その後反転し、昨年11月に111.0まで戻していましたが、市場関係者の間では期待指数は昨年3月の112.30で天井を打ったとみられており、今後は100近辺まで低下するとの見方が増えています。
米連邦準備制度理事会(FRB)は6月13日に0.25ポイントの追加利上げを決定しましたが、追加利上げによって期待指数のトレンドが変わったとの見方は少ないようです。
ただし、一部の市場関係者は期待指数と消費者信頼感指数の低下がこの先も続いた場合、市場のインフレ見通しは高い確率で弱含みになる(将来的にインフレ率は鈍化する)と予想しています。
消費者信頼感指数の急激な変動は長期金利や為替相場に大きな影響を与える場合があるため、7月の数値は要注目となりそうです。