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ダイヤモンドD Research Memo(2):世界No.1のエンターテインメント企業グループを目指す

発行済 2016-05-26 16:06
更新済 2016-05-26 16:33
ダイヤモンドD Research Memo(2):世界No.1のエンターテインメント企業グループを目指す
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■事業概要 (1)ダイヤモンドダイニング (T:3073)の事業内容 首都圏を中心に多業態展開による飲食事業を主力とするとともに、ダーツやビリヤード、カラオケなどのアミュ−ズメント事業も手掛けている。
保有ブランドの多様性を活かしたブランドマネジメント制と好立地に集中的に出店するドミナント展開などに特徴がある。
「世界No.1のエンターテインメント企業グループ」をビジョンに掲げ、「コンセプト」「空間」「ストーリー」を重視した独自の発想による業態開発力には定評があり、「VAMPIRE CAFE(ヴァンパイアカフェ)」や「アリスのファンタジーレストラン」「ベルサイユの豚」など個性的な人気ブランドを創出してきたことや積極的なM&Aによる規模拡大がこれまでの同社の成長を支えてきた。
最近では、高収益ブランドの積極展開が同社の業績をけん引している。
事業セグメントは、「九州 熱中屋」や「わらやき屋」など高収益ブランドを軸とした飲食事業と「BAGUS」ブランドなどによるアミューズメント事業のほか、「やきとり○金」及び「九州熱中屋」ブランドによるライセンス事業の3つに分類される。
飲食事業(海外を含む)が、売上高の75.3%、営業利益(調整前)の58.5%を占めている(2016年2月期実績)。
同社グループは、同社と連結子会社10社(国内4社、海外6社)及び非連結子会社2社で構成されている(2016年2月末現在)。
ただ、シンガポールでラーメンダイニング等を手掛けるDiamond Dining Singapore Pte. Ltd.については、2016年1月に業績が当初計画を下回っているほか、ラーメンダイニングが国内外で飽和状態であり、内外環境を鑑みた結果、今後の投資回収及び採算性を確保していくことが困難であるとの判断に至り、同国内での事業撤退の方向性を決定した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

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