17日の日経平均は小幅に続伸。
0.42円高の17862.63円(出来高概算23億7000万株)で取引を終えた。
米国ではトランプ物色が一服するなか、メガバンクなど金融株に利益確定の流れが先行した。
しかし、寄付き直後につけた17764.08円を安値として、その後は下げ渋りをみせるなど、底堅い展開に。
安倍首相・トランプ次期米大統領の会談を控えて政策期待が高まり、前日終値を挟んでのこう着が続く中、結局、日経平均は小幅ながらも続伸で取引を終えている。
また、大型株が利食い優勢となる一方、中小型株物色が活発だった。
日経平均は売りが先行したものの、前日に空けたマド(17727-17807円)を埋めることなく、5日線辺りまでの調整もなかったことから、押し目待ちにとっても手掛けづらい状況だったとみられる。
先高期待が強まりやすく、短期的な過熱感を警戒しつつも、押し目待ちに押し目なし、といった心理状態である。
また、11月2週の投資主体別売買動向では、海外投資家が2週ぶりに買い越している。
大統領選通過後に買いに転じているとみられ、こちらも先高期待につながるだろう。
明日は安倍首相・トランプ次期米大統領の会談内容が材料視されることになろうが、大きな期待はない。
ただし、TPPについて再検証など、選挙戦時の強硬姿勢が和らいでいるようだと、内需系を含めた幅広いセクターへの買いにつながる可能性はありそうだ。
また、日経平均は前日の段階でボリンジャーバンドの+2σを若干上回る格好となり、買われ過ぎが意識されやすかったが、本日のこう着により、+2σは17940円辺りに上昇しており、過熱感は和らいでいる。
明日には+2σは18000円を超えてくるとみられ、改めて2月戻り高値(17905.37円)のほか、週足の一目均衡表の雲上限である17910円処、さらに節目の18000円を試す展開が意識されそうである。
0.42円高の17862.63円(出来高概算23億7000万株)で取引を終えた。
米国ではトランプ物色が一服するなか、メガバンクなど金融株に利益確定の流れが先行した。
しかし、寄付き直後につけた17764.08円を安値として、その後は下げ渋りをみせるなど、底堅い展開に。
安倍首相・トランプ次期米大統領の会談を控えて政策期待が高まり、前日終値を挟んでのこう着が続く中、結局、日経平均は小幅ながらも続伸で取引を終えている。
また、大型株が利食い優勢となる一方、中小型株物色が活発だった。
日経平均は売りが先行したものの、前日に空けたマド(17727-17807円)を埋めることなく、5日線辺りまでの調整もなかったことから、押し目待ちにとっても手掛けづらい状況だったとみられる。
先高期待が強まりやすく、短期的な過熱感を警戒しつつも、押し目待ちに押し目なし、といった心理状態である。
また、11月2週の投資主体別売買動向では、海外投資家が2週ぶりに買い越している。
大統領選通過後に買いに転じているとみられ、こちらも先高期待につながるだろう。
明日は安倍首相・トランプ次期米大統領の会談内容が材料視されることになろうが、大きな期待はない。
ただし、TPPについて再検証など、選挙戦時の強硬姿勢が和らいでいるようだと、内需系を含めた幅広いセクターへの買いにつながる可能性はありそうだ。
また、日経平均は前日の段階でボリンジャーバンドの+2σを若干上回る格好となり、買われ過ぎが意識されやすかったが、本日のこう着により、+2σは17940円辺りに上昇しており、過熱感は和らいでいる。
明日には+2σは18000円を超えてくるとみられ、改めて2月戻り高値(17905.37円)のほか、週足の一目均衡表の雲上限である17910円処、さらに節目の18000円を試す展開が意識されそうである。