【小幅安となる】16350-16650円のレンジを想定=村瀬 智一
1日のNY市場はまちまち。
予想を下振れた7月ISM製造業景況指数や原油安が重しとなった。
また、5日に予定される雇用統計の結果を見極めたいとの思惑から手掛けづらくさせている。
ダウ平均は27.73ドル安の18404.51、ナスダックは22.06ポイント高の5184.20。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円安の16450円だった。
5日線を挟んでのもち合いが続いているが、経済対策への期待等もあり、下値の堅さは意識されそうである。
一方で、価格帯別出来高で商いの膨れている16600-16800円処での戻り売り圧力は強く、強弱感が対立しやすい。
一目均衡表では雲を上放れつつあるが、転換線が位置する16550円辺りが抵抗となる可能性がありそうだ。
16350-16650円のレンジを想定する。