TOKAIホールディングスは8日、2015年3月期(14年4-15年3月期)の決算を発表売上高は前期比0.8%減の1875.11億円、営業利益は同21.8%増の90.03億円、経常利益は同21.9%増の85.49億円、当期純利益は同51.4%増の39.34億円となった各収益は従来予想を上振れる着地となった
仕入価格の転嫁による販売価格の低下を受け、液化石油ガス事業の売上が伸び悩み、全体で減収となったものの、情報通信・アクア事業の顧客数増加に加え、合理化などのコスト削減策も奏効して、営業利益以下は増益となっているアクア事業の赤字縮小なども寄与した
2016年3月期通期業績は、売上高が1922.00億円で前期比2.5%増、営業利益が77.60億円で同13.8%減、経常利益が74.10億円で同13.3%減、当期純利益が32.40億円で同17.7%減と予想しているブロードバンド事業の拡大を見据え、「光コラボ」推進の先行費用が一時的に増加することが減益見通しの背景