[ベルリン 28日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は28日、独経済の循環的な停滞を構造的な問題と捉えるべきではないとの見解を示した。経済週刊誌「ビルトシャフツ・ボッヘ」のインタビューで語った。
「この循環的停滞から何かが根本的に間違っていると結論付けるのは重大な間違いだ」と述べ、景気減速は輸出市場の軟化が原因だとした。
その上で、ドイツはグローバル化の恩恵を受けており、輸出を志向する姿勢を疑問視すべきではないと指摘した。
「ドイツは他に類のない大企業と多数の中小企業の相互作用によって今後も経済大国かつ世界市場のリーダーであり続けるだろう」と語った。