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東京為替:ドル・円は下げ渋り、米利上げ期待で買い継続

発行済 2016-11-30 12:20
更新済 2016-11-30 12:33
東京為替:ドル・円は下げ渋り、米利上げ期待で買い継続
30日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋り。
米12月利上げ期待を背景としたドル買いで値を戻す展開となった。


ドル・円は、朝方は国内勢による月末の売りに押され、一時112円06銭まで値を下げた。
ただ、米大統領選後にドルを買えなかった投資家が米12月利上げ期待を背景に買いを入れているもよう。


ランチタイムの日経平均先物は引き続きプラス圏で推移しており、日経平均株価の上昇を手がかりに目先もドル買いの継続が見込まれる。
午後の取引でもドルは112円を大きく下回る展開は想定しにくい。


なお、市場では今晩ウィーンで現地時間11時に開催される石油輸輸出国機構(OPEC)総会に注目が集まっており、積極的な売り買いは手控えられているもよう。
ただ、会合の結果による影響は短期にとどまるとの見方もある。


ここまでのドル・円の取引レンジは112円06銭から112円54銭、ユーロ・円は119円46銭から119円83銭、ユーロ・ドルは1.0641ドルから1.0660ドルで推移した。


【要人発言】
・ウィーラーNZ準備銀総裁
「12月のインフレは目標の1%を超える水準までもどってくると予想」

【経済指標】
・10月鉱工業生産速報:前月比+0.1%(予想:0.0%、9月:+0.6%)
・豪・10月住宅建設許可件数:-12.6%(前月比予想:+2.0%、9月:-9.3%←-8.7%)

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