26日のニューヨーク株式市場は、ギリシャの債務協議への警戒感から上げ渋る展開となりそうだ。
25日のNY市場は下落。
5月個人支出が2009年8月以来の堅調な伸びを示したほか、 週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことが好感され、買いが先行した。
しかし、ユーロ圏財務相会合がギリシャと債権団の合意がないまま閉会。
国際通 貨基金(IMF)が、金融支援交渉の進捗状況に関わらず債務返済期限を伸ばすこ とはないと述べたことで、デフォルト(債務不履行)懸念が強まり、下げに転じ た。
ダウ平均は75.71ドル安の17890.36、ナスダックは10.22ポイント安の5112. 19。
ギリシャへの金融支援を巡って、27日のユーロ圏の財務相会議で合意を目指す 方針である。
ドイツ議会は29日にギリシャ融資実施の承認を行う必要があり、27 日が合意の最終期限ともいえる。
そのため、結果を見極めたいとする模様眺め ムードが強まりやすいだろう。
一方で、26日は議会が開催されないため、市場に落ち着きが見られる可能性が ある。
来週は米雇用統計など重要指標の発表を控えているため、市場の関心はギ リシャから米国の利上げ再開の時期に関心が向かいやすい。
直近続落のあとの、 短期的なリバウンドも意識されやすい。
なお、経済指標ではミシガン大学消費者マインド指数確定値(6月)が予定され ている。
また、カンザスシティー連銀総裁の講演が予定されている。
25日のNY市場は下落。
5月個人支出が2009年8月以来の堅調な伸びを示したほか、 週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことが好感され、買いが先行した。
しかし、ユーロ圏財務相会合がギリシャと債権団の合意がないまま閉会。
国際通 貨基金(IMF)が、金融支援交渉の進捗状況に関わらず債務返済期限を伸ばすこ とはないと述べたことで、デフォルト(債務不履行)懸念が強まり、下げに転じ た。
ダウ平均は75.71ドル安の17890.36、ナスダックは10.22ポイント安の5112. 19。
ギリシャへの金融支援を巡って、27日のユーロ圏の財務相会議で合意を目指す 方針である。
ドイツ議会は29日にギリシャ融資実施の承認を行う必要があり、27 日が合意の最終期限ともいえる。
そのため、結果を見極めたいとする模様眺め ムードが強まりやすいだろう。
一方で、26日は議会が開催されないため、市場に落ち着きが見られる可能性が ある。
来週は米雇用統計など重要指標の発表を控えているため、市場の関心はギ リシャから米国の利上げ再開の時期に関心が向かいやすい。
直近続落のあとの、 短期的なリバウンドも意識されやすい。
なお、経済指標ではミシガン大学消費者マインド指数確定値(6月)が予定され ている。
また、カンザスシティー連銀総裁の講演が予定されている。