[シャペル・シュル・エルドル(フランス) 28日 ロイター] - フランス西部ナント近郊の警察署で28日、男が女性警官を刃物で襲い逃走した。女性警官は重傷。容疑者の男は警察と銃撃戦になり、その後死亡が確認された。
男はこれまで凶悪犯罪で懲役8年の刑を受け、3月に出所したばかりだった。ダルマナン内相は「男がイスラム教の厳格な実践と過激思想で、2016年に監視対象に指定された」と明らかにした。現時点でテロ攻撃としての捜査は視野に入れていないという。
フランスでは4月下旬にも、パリ近郊の警察署で女性職員が男に首を刃物で刺され、死亡する事件が起きている。