JPモルガンは月曜日、JD Logistics Inc (2618:HK) (OTC: JDLGF)の業績見通しを更新し、目標株価を前回の19.00香港ドルから20.00香港ドルに引き上げた。同社は同銘柄のレーティングを「オーバーウエート」に据え置いた。今回の調整は、JDロジスティクスが金曜日に第2四半期決算を発表した後、株価が22％上昇したことを受けたもの。
JPモルガンのアナリストは、JDロジスティクスの業績に注目し、新規株式公開（IPO）以来、一貫してマージンが拡大していることを強調した。厳しいマクロ経済環境を考えれば、これは特に重要なことだ。2024年第2四半期の好業績は、この面で経営陣の能力を証明するものと見なされた。
JPモルガンによると、JDロジスティクスはJDグループの一部であり、以前は過小評価されていた。この過小評価の主な要因は2つあり、インターネット物流企業としてのJDロジスティクスのビジネスモデルの持続可能性に対する市場の当初の懐疑的な見方と、同社がJD.comの単なるコストセンターであるという認識である。
JDロジスティクスのEBITDA（金利・税金・減価償却費控除前利益）と純利益率は同業他社を上回っている。これはJDロジスティクスのビジネスモデルの経済性と競争力を証明している。
さらに、JDロジスティクスの業務実績は、JDグループ全体の業務の約24％を占めるに至っている。この大きな貢献は、JDロジスティクスがJDグループの長期的な利益目標達成のための中心的な役割を担っていることを示している。
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