カリフォルニア州プレザントン - 財務・人事向けエンタープライズ・クラウド・アプリケーションのリーダーである Workday, Inc. (NASDAQ: WDAY) は、Strada との提携により、Strada が提供する Workday Payroll の提供を発表しました。このAIを活用したグローバル人事・給与ソリューションは、財務、人事、給与データの統合ビューを組織に提供し、データの正確性、コンプライアンス対応、戦略的意思決定を強化するよう設計されています。
Workday Human Capital Management のお客様が利用できるようになったこのソリューションは、人工知能を活用して人事・給与データを分析し、予測的な洞察とトレンド予測を提供します。また、各国の規制に合わせて給与計算サービスをカスタマイズできるほか、世界中の従業員が Workday 内で給与計算情報にセルフサービスでアクセスできるようになります。
Workdayのグローバルパートナー担当シニアバイスプレジデントであるマシュー・ブラント（Matthew Brandt）氏は、Stradaとのパートナーシップの意義を強調し、重要な機能をAIと統合することで、顧客はより良い情報に基づいた意思決定を行うことができると述べた。
Stradaのペイロール・プロフェッショナルサービス部門責任者であるルカ・サラチーノ氏は、このソリューションの俊敏性と包括性を強調し、グローバル企業の進化するペイロールの課題に対応することの重要性を指摘した。
Workdayは、Stradaが提供するWorkday Payrollに加え、Workday内でエンドツーエンドのグローバル給与計算を実現するために、あらかじめ構築されたAPI統合を介して給与計算プロバイダーと接続するソリューション、Global Payroll Connectを発表しました。ストラーダは、この新サービスをいち早く導入した企業のひとつです。
ストラーダが提供するWorkday Payrollのローンチは、両社の長年にわたる関係におけるマイルストーンであり、世界中のより広範な顧客ベースに統合された人事・給与ソリューションを提供することを目的としています。Global Payroll Connectは、2024年10月にWorkdayの顧客およびパートナーに提供される予定です。
Workday は、フォーチュン 500 社の 60%以上を含む 10,500 社以上のグローバル企業にサービスを提供しています。今回のサービス拡充は、AIを活用して人材管理と財務業務を高度化するというWorkdayのコミットメントを反映している。
本記事は、Workday, Inc.のプレスリリースに基づくものです。
他の最近のニュースでは、Workday は様々なアナリスト会社から財務見通しの調整をいくつか受けている。Evercore ISI は、収益見通しが保守的で、2025会計年度のサブスクリプション収益が77億ドルから77億2,500万ドルと予想されるとして、Workday の目標株価を290ドルに引き下げました。KeyBancは、第2四半期のcRPO(calculated Remaining Performance Obligations)の伸びを15.5%から16%と予想し、Overweightのレーティングと275ドルの安定した目標株価を維持した。
TDコーウェンは、主要垂直市場におけるポジティブな展開と魅力的なバリュエーションを強調し、「買い」レーティングと290ドルの目標株価を維持した。オッペンハイマーは、金融セクターの潜在的な成長とマージンポテンシャルを評価し、アウトパフォームのレーティングを継続した。BofA Securities は、Workday の目標株価を 275 ドルから 265 ドルに引き下げた。
また、Workday は取締役会にも異動があり、Christa Davies に代わって Mark J. Hawkins が監査委員会委員長に、テクノロジーのベテランである Michael Speiser が社外取締役に就任しました。さらに、Google Cloud とのパートナーシップを拡大し、高度な AI 機能を Workday Extend アプリケーション開発プラットフォームに統合しました。これらは、ワークデイの軌跡を形作る最近の動向の一部である。
InvestingProの洞察
Workday, Inc. (NASDAQ: WDAY) は、エンタープライズ・クラウド・アプリケーションの革新と拡大を続けており、同社の財務指標は、市場での地位と潜在的な成長軌道に関する洞察を提供している。時価総額617億1,000万ドルのWorkdayは、ソフトウェア業界で大きな存在感を示しています。AIを人事・給与ソリューションに統合する同社のコミットメントは、Workdayが負債よりも多くの現金を保有していることを指摘するInvestingPro Tipsの1つが強調するように、強固なバランスシートによって補完されている。
また、InvestingProのデータによると、Workdayは2023年第1四半期時点で過去12ヶ月間に17.01%という健全な収益成長を遂げており、グローバル企業の間で同社のサービスに対する強い需要があることを示している。さらに、同社の売上総利益率は75.64%という驚異的な数字を記録しており、同社のビジネスモデルが効率的に利益を生み出していることを裏付けている。投資家は Workday のパフォーマンスに注目しており、これは先週の 7.5% のリターンに反映されている。
WorkdayはPER40.91と高い利益倍率で取引されているが、このバリュエーションは、成長のために利益を再投資する傾向があるハイテクセクターの著名なプレーヤーによく見られる特徴だ。さらに、アナリストは同社が今年黒字になると予測しているが、これはWorkdayが過去12ヶ月間黒字を計上している事実が裏付けている。より詳細な分析をお求めの投資家の皆様には、Workdayの財務の健全性と市場の可能性を包括的に見ることができるInvestingPro Tipsをご用意しています。
Workday の次回決算日は2024年8月22日に予定されており、市場参加者は、Strada との提携など、同社の戦略的イニシアチブが財務結果にどのような影響を与えるかを見極めたいと考えています。InvestingProでは、さらなる洞察やヒントをお探しの方のために、Workdayに関する合計12のヒントを提供しており、情報に基づいた意思決定のための貴重な視点を提供しています。
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