[ベルリン 4日 ロイター] - ドイツのアルトマイヤー経済相は4日、2022年下半期に独経済を新型コロナウイルス危機前の水準へ回復させたいとの考えを明らかにした。記者団に対し「トンネルの先に明かりが見える」とし、今年の下半期にプラス成長に戻すことが目標と述べた。
連立与党は3日、総額1300億ユーロ(1460億ドル)規模の経済対策について合意した。アルトマイヤー氏は1949年のドイツ連邦共和国(西ドイツ)が成立して以来、最大規模だと指摘した。
経済の現状については「まだ底打ちしていない」と述べ「数週間から数カ月以内に厳しい局面を迎える」と予想。その上で、今年の下半期に経済を成長軌道に乗せることが目標だとし、「来年は5%前後の強い成長を実現し、遅くても2022年下半期にはコロナ危機前の状態を回復したい」と語った。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200604T103545+0000