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米ギャップ、第1四半期は大幅赤字 新型コロナで店舗休業響く

発行済 2020-06-05 07:28
更新済 2020-06-05 07:36
© Reuters. 米ギャップ、第1四半期は大幅赤字 新型コロナで店舗休業響く
GAP
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[4日 ロイター] - 米衣料品小売大手ギャップ (N:GPS)が4日発表した第1・四半期(5月2日終了)決算は、9億3200万ドルの赤字となった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う店舗休業を受け一部資産で評価損を計上したことが響き、株価は引け後の時間外取引で約5%下落した。

ギャップは北米で約2800店舗を運営するが、現時点で55%の店舗が営業していると明らかにした。

ソニア・シンガル最高経営責任者(CEO)は、売上高は店舗休業の影響で5月もかなりの落ち込みを反映する状況が続いたが、ネット販売は改善していると指摘した。

第1・四半期の純損益は9億3200万ドル(1株当たり2.51ドル)の赤字。前年同期は2億2700万ドル(同0.60ドル)の黒字だった。

© Reuters. 米ギャップ、第1四半期は大幅赤字 新型コロナで店舗休業響く

店舗などリース資産で4億8400万ドル、在庫で2億3500万ドルの評価損をそれぞれ計上した。

純売上高は21億1000万ドルで、前年同期の37億1000万ドルから43%減少した。

リフィニティブI/B/E/Sによると、アナリスト予想は1株当たり純損益が0.67ドルの赤字、売上高が23億ドルだった。

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