[ロンドン 5日 ロイター] - 欧州連合(EU)内で、新型コロナウイルスの打撃を受けた経済の下支えに向け、証券規制の緩和を検討していることが、関連資料で分かった。
具体的には、費用や手数料に関する個人顧客への開示の制限や、投資に係る「適合性評価」の要件緩和、一段と複雑な金融商品に絞った厳格な保護の適用などが含まれており、専門家チームは10日に提言書を公表する予定。
EUは新型コロナへの対応として、2018年に導入された金融・資本市場の包括的規則「第2次金融商品市場指令(MiFID2)」の見直しに着手している。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200605T193730+0000