[ロンドン 8日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミスト、ハルデーン理事は8日、新型コロナウイルス感染拡大により多くの人が一時帰休や解雇されたことで、英国の労働市場の活性度は著しく低下していると述べた。
ハルデーン理事はオンライン会議で「経済活動が広範に崩壊し、職を失った人たちに加え、一時帰休された800万人を超える潜在失業者が存在していることで、労働市場の活性度は著しく低下した」とし、「こうした活性度の低下はいまだかつて見たことはないものだった」と述べた。
英中銀は先月、政府の雇用支援を受けている人々を除いても、 3─6月の失業率は9%に急上昇するとの見方を示している。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200608T201600+0000