[シカゴ 11日 ロイター] - 米デルタ航空 (N:DAL)のバスティアン最高経営責任者(CEO)は11日、従業員に対し新型コロナウイルス感染検査のほか、感染歴の有無を調べる抗体検査を来週から開始すると発表した。
検査は米メイヨー・クリニックと診断情報サービスのクエスト・ダイアグノスティクス (N:DGX)と協力して実施。当初の検査対象となる従業員数について明らかにしなかったものの、「通常の営業状態に戻るに当たり必要不可欠で完全な検査体制に発展していく」と述べた。
検査はまずミネアポリスで開始し、その後、アトランタ、デトロイト、ニューヨークに拡大する。
バスティアンCEOによると、顧客に直接接する従業員の感染率は5月の時点で全国平均の5分の1程度だった。