[ワシントン 11日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が11日に公表したデータによると、第1・四半期の米家計資産は5.6%減少し、110兆8000億ドルとなった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う米株価の大幅下落が響いた。
家計が保有する株式の価値は、間接的に保有する分も含めて、第1・四半期に7兆8000億ドル減少した。一方、保有する不動産の価値は4000億ドル増加した。
家計の債務は前年比3.9%増加し、16兆3000億ドルとなった。第4・四半期は同3.4%増加していた。
第1・四半期のS&P500種指数の下げは20%となり、2008年第4・四半期以来の大幅な下げとなった。ただ、現時点では下落分をほぼ全て戻している。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200612T002331+0000