[東京 15日 ロイター] - 安倍晋三首相は15日の参院決算委員会で、新型コロナウイルスに対応した2020年度2次補正予算に関し、「世界最大級の規模の政策を実行することで足元の財政への影響は避けられない」と指摘した。
同時に「経済を正常な軌道に戻さなければ、財政健全化も果たすことはできない。事態が終息した後、デフレ脱却と経済再生の道を確かにするとともに、歳出歳入の改革等、財政再建を進める」と強調した。今は「経済を再生し雇用を守ることに全力を尽くす」と述べた。浜口誠委員(立憲・国民、新緑風会・社民)・宮崎勝委員(公明)への答弁。
*内容を追加しました。
(竹本能文※)