💎 すべての市場で隠れている割安株をお示しします始めましょう

北京のコロナ集団感染、サーモン原因説は確認必要=WHO

発行済 2020-06-16 04:43
更新済 2020-06-16 04:45
© Reuters. 北京のコロナ集団感染、サーモン原因説は確認必要=WHO

[ジュネーブ 15日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン氏は15日、中国の北京市で発生している新型コロナウイルスのクラスター(集団感染)について、感染源は特定されていないと語った。同時に、感染源が輸入もしくはパッケージ化されたサーモンとする報道は「第1の仮説」ではないとの見方を示した。

北京市では約2カ月にわたり、新規感染者が出ていなかったが、市内の北京新発地卸売市場から感染が広がり、14日まで4日間に確認された感染者は79人と2月以降で最多となった。これを受け、当局は市内に検問所を複数設け、学校を閉鎖し、感染検査を強化している。

中国国営メディアは北京新発地卸売市場で輸入されたサーモンの処理に使われていたまな板から新型ウイルスが検出されたと報道。ライアン氏は同報道について「第1の仮説とは確信していない。しかし、何が起きたか突き止める必要がある」と語った。

仮に感染源が「欧州で流行した菌株という結果が示されれば、人から人への感染が他の仮説以上に鮮明に示される可能性がある」と述べた。

WHOによると、新規感染では100人以上から陽性が確認されているが、死者は報告されていない。

有識者の間では、サーモンそのものがウイルス感染の要因になった公算は小さく、関係している場合、二次感染が発生した可能性があるとの見方が出ている。

© Reuters. 北京のコロナ集団感染、サーモン原因説は確認必要=WHO

中国はサーモンが感染源になった可能性を懸念し、欧州産サーモンの輸入を停止した。

ライアン氏は、北京市のような大都市での感染は懸念に値するとし、WHOは中国当局と緊密に連携して状況の把握に努めていると表明。「他の国でも見られたが、新たなクラスターの発生は常に懸念材料だ。包括的な対応が直ちに実施されることを望んでいる」とし、中国当局が北京市で広がっているウイルスの遺伝情報を速やかに公表すると「完全に予測している」と述べた。

*内容を追加しました。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます