[ウェリントン 18日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)のロバートソン財務相は18日、新型コロナウイルスの感染拡大を予防するための制限措置による経済への影響は、第2・四半期に最も深刻となるとの見通しを示した。
同相は、声明で「世界的なリセッション(景気後退)及び公衆衛生の警戒レベル4にあたる制限措置による最大の影響は、今四半期(4─6月)に見られるだろう」と述べた。
NZ統計局がこの日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)は前期比1.6%減となり、1991年第1・四半期(同2.4%減)以来29年ぶりの大幅マイナスを記録した。