[東京 22日 ロイター] - 日本航空 (T:9201)(JAL)は22日までに、約3万6000人いる社員の大半を対象に一律15万円を支給すると明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大の影響下で業務を継続する社員をねぎらうため。広報担当者によると、総額は約50億円で、半減となる夏の賞与と同時期に支給される見込みだという。
JALはまた、植木義晴会長と赤坂祐二社長へ夏の賞与を支給しないと決めた。そのほかの役員への賞与も約7割カットする。今月19日に開催された株主総会では、株主から役員の報酬を減らし経営の健全化を図っていくよう声が上がっていた。
(新田裕貴)