[ロンドン 4日 ロイター] - 英インペリアル・カレッジ・ロンドンは4日、イングランドの新型コロナウイルスの感染率が10月に過去最高を記録したと明らかにした。
子どもの感染が増えており、地域別では南西部で感染が急増した。
調査によると、学齢期の子どもの6%近くが感染。調査期間終了にかけては学校の中間休暇と重なり、感染率が低下した。
ただ、高齢者の感染は前月比で倍増。「明らかな懸念要因」で「学齢期の子どもが中心だが、全人口に感染が広がっている」という。
10月19─29日に採取した標本に基づくと、全体の感染率は1.72%で、今年1月の記録を塗り替えた。9月は0.83%だった。
昨冬の感染がピークに達した可能性がある昨年12月は、調査を実施していなかった。